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2022.06.30

技術情報センター主催「リチウムイオン電池のリサイクル技術と取組み」セミナーにて講演を行いました

2022年6月21日、株式会社技術情報センターが主催する「リチウムイオン電池のリサイクル技術と取組み~蓄電池のサステナビリティ、酸や有機溶媒を使わない新しいリサイクルプロセス、LIBの発火リスク・対策なども含めて~」にて、当グループの株式会社VOLTA(以下、VOLTA)営業部菊田大樹が「リチウムイオン電池の発火リスク・対策とVOLTAのリサイクル」をテーマに講演しました。

講演内容

リチウムイオン電池は、身の回りの多くの製品に使用されていますが、放電・ショート・液漏洩による発熱・発火リスクの危険性が高く、爆発や火災事故は年々増加しています。
世界的な動きとして、2030年以降ガソリン車、ディーゼル車の販売禁止となる国が増えてきます。今後発生するリチウムイオン電池の量は増加すると見込まれるため、発火リスクを抑える安全な保管方法が不可欠となります。

講演では発火のメカニズムや、爆発・火災事故例、安全な保管方法、電池の危険な状態について写真を添えて解説すると共に、VOLTAにおけるリチウムイオン電池リサイクルについてご紹介しました。

VOLTAでは、リチウムイオン電池を放電・乾燥、破砕、選別することで、ブラックマスと呼ばれるコバルトやニッケルを含む濃縮滓の生産や、銅・アルミ等のリサイクルを行っています。近い将来、ブラックマスからニッケル、コバルトを抽出する湿式製錬工場の稼働を計画しています。今後も更なる技術革新によりサーキュラーエコノミー(電池to電池のクローズドループ)の実現を目指していきます。

本件に関するお問い合わせ

株式会社VOLTA
Webhttps://www.env-volta.jp/contact/
電話:0544-66-3132

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