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豊田合成のゴム端材を再利用したクッションマット

エンビプロのグループ企業である東洋ゴムチップは、豊田合成株式会社(以下豊田合成)が展開しているオリジナルエコブランド「Re-S(リーズ)」をはじめとするサステナブルな取組みの一環として、豊田合成の生産工程で生じたゴム端材を再利用したクッションマットの製造を開始しました。

クライアントデータ

  • 豊田合成株式会社

目 的

  • 豊田合成の自動車用ゴム部品(ウェザストリップ等)の生産工程で発生した端材をクッションマットとして再利用することで、廃棄物の低減を実現します。

課 題

  • ゴムの再生利用率の増加。ゴム製品の廃棄物は、サーマルリサイクル(熱回収)、再生ゴム等へのリサイクルによって再利用されるものもありますが、これらの用途に適さないゴムは焼却処理や埋め立て処理されています。廃棄されてしまうゴムを低減するために、サーキュラーエコノミーの取組みにより資源を循環する方法が求められています。

効 果

  • これまでは廃棄されていた自動車用ゴム部品(ウェザストリップ)の端材などから再利用し、お客様の手元に届けることができるようになりました。

ゴムはその性質上リサイクルが難しいもののひとつと言われており、現在の処理方法としては熱回収、埋め立てが主流です。ゴムは配合が多岐にわたり選別して回収することが難しく、さらにリサイクルできるゴムの品種が限られていることがリサイクルの課題です。 東洋ゴムチップは、豊田合成で発生したゴム端材を再利用したクッションマットの製造を開始しました。豊田合成が設計・販売を行い、東洋ゴムチップで製造を行います。工場や店舗での立ち作業による疲労軽減や、ゴルフ場やスポーツジムでの器具落下時の衝撃緩和といった様々な場面で役立つ製品となりました。

ゴム端材を再利用したクッションマットの製造

東洋ゴムチップは工場で使用する電力が100%再生可能エネルギー由来である「RE100工場」です。 製造工程で発生するCO₂排出量を抑え、環境負荷低減にも繋がっています。 東洋ゴムチップWEBサイト https://www.envipro-toyo.co.jp/

導入事例一覧
Why What How