2026年6月期の見通し
2025年6月期 決算説明資料(34ページ/3MB)
経営方針
- 企業理念
- 「創業企業」「循環企業」「求道企業」
- エンビプロ・ホールディングスが最も大切にする価値観でありDNA(時間軸なし)
- ミッション
- 「持続可能社会実現の一翼を担う」
- 存在意義、一定の時間軸での目的・志
(2050年までの時間限定)
- エンビプロが目指す企業価値
- 経済的価値、環境的価値、社会的価値を高め、それを持続するためのガバナンスを強化して社会から強く必要とされる会社になる
また、その目的に向かって社員一同が生き生きと働く良質なエネルギーに満ちた「場」を作る
- 戦略コンセプト
- サーキュラーエコノミーをリードする
- 「モノづくりを支えるCE」と「地域を支えるCE」の具体的事例を他社に先駆けて数多く実現する。
当社が先導して日本全体にサーキュラーエコノミーの機運を高め、持続可能社会実現の一翼を担っていく。
戦略コンセプトの詳細
- 組織のイメージ
- 創発的能力を備えた自律した個人の規律ある集団
ミッション実現のためのマテリアリティ特定
エンビプログループは、当社グループの企業理念やミッション等を踏まえた上で、事業活動と社会課題の関連性を整理し、
サーキュラーエコノミーをリードする企業としてマテリアリティ(重要課題)を特定しています。
価値創造プロセスとマテリアリティ
「低炭素プロセスによる地上資源の再生素材メーカー」に変革
サーキュラーエコノミーの具体的事例を「深く 狭く 強く」推進していきます
エンビプロがターゲットとする素材
近い未来、成長・拡大していく各市場において、再生素材の需要の高まりが予想されます。
エンビプログループではこれらに対応するため、代表的なベースメタル、プレシャスメタル、レアメタルの他、
レアアース、ポリマーの分類でターゲット素材を定め、メーカー等の要求に見合った品質の再生素材を生産する計画です。
サーキュラーエコノミーをリードするための独自性強化と事業成長
目標
エンビプログループのROEは市況に依存し、大きなボラティリティが生じており、直近数年では株主資本コストをROEが下回っています。
重要戦略事業の推進、既存事業の構造改革、深化・深堀により、持続的な利益率の向上、利益額の伸長を目指していきます。
また、資本効率性を高めるため、業績にかかわらず安定的な株主還元を実現するためDOE指標を2026年6月期より導入。
加えて、機動的な自己株式取得も想定しています。
想定する中長期的な株主資本コストは10%程度であり、この水準を上回るROEを目標としています。