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リマニュファクチャリング(再生産)

リマニュファクチャリング(再生産)

エンビプロ グループは、リサイクル技術を一歩進め、廃棄物やスクラップ等から再生原料を製造することを目指す「リマニュファクチャリング事業」を推進し、積極的に事業投資を行っています。
当グループが取り組むのは、廃プラスチックからの再生樹脂ペレット製造、廃ゴムタイヤからのゴムチップ製造、リチウムイオンバッテリーからのコバルト・ニッケルの再生原料製造です。
製品の原材料を作る再生原料メーカーになるためには、製品品質、試作品の製作、安定供給、納期保証などが求められます。リサイクルとは全く違った視点での技術や事業ノウハウが必要であり当グループは新たなチャレンジに挑んでいます。

提供サービス

ASRから再生樹脂ペレットを製造

自動車のリサイクルプロセスにおいて、最後に残るシュレッダーダスト(ASR)は、固形燃料やセメント原料として利用されていますが、その多くが受入先の受入許容量の問題等から焼却や埋立処分せざるを得ない状況となっています。ASRには多くのプラスチックが含まれており、このプラスチックをリサイクルすることは、ASRの再資源化およびプラスチックのマテリアルリサイクル促進の観点から大きな社会的意義があります。
当グループでは、ASRからプラスチックを選別し、その再生プラスチックを加工して5mm程度の粒状のプラスチックペレットを製造しています。プラスチック製品の再生原料となる再生プラスチックペレットは、現在、プラスチックパレットの原料等に使用されています。将来的には、自動車から自動車(Car to Car)へのサーキュラーな資源循環モデルを構築すべく、自動車会社と共同で用途開発の研究を進めています。

再生ゴムの製造

(株)東洋ゴムチップは明治時代に創業し、昭和17年からゴムのリサイクルを行っており、製品は約80年の経験で培われた技術・経験を基に製造されています。
同社は廃タイヤ、ゴム工業製品より発生した端材を貴重な資源と考えます。これからを原料とする再生素材である粉末ゴムは、弾性舗装・人工芝充填用としての用途の他に、タイヤ・ブレーキライングといった工業製品などに広く使用されています。今後は、これまで培った技術で新しい素材の開発にも取り組んでいきます。

2次電池のリマニュファクチャリング

当グループでは、今後一段と普及・拡大が予想されるリチウムイオンバッテリーなどの廃蓄電池からニッケル・コバルトを中心とした希少金属を回収し、再生原料製造を行っています。
具体的には、2次電池を焼成処理し、コバルトやニッケルとカーボンが混合したブラックサンドを生成し、製錬によってコバルトやニッケルの再生原料を製造することが計画されています。
同事業は(株)VOLTAによって、一部設備の稼働と営業が開始されており、将来の大量廃棄に備えた先行投資事業として積極的な取り組みが行われています。

バイオマスプラスチック製造への挑戦

大量に生産され廃棄されるプラスチックや炭素繊維は、リサイクル技術や再生材料としての用途開発が未だ進んでおらず、リサイクル困難物として問題となっています。(株)エコネコルでは、プラスチックと杉、プラスチックと炭素繊維、プラスチックと石膏など、通常の混錬機では混ざりづらい素材同士を混合する新たな技術を導入しています。熱履歴が少なく、物性のダメージが少ない混合物の製造に着手し、素材メーカーや成型メーカーと協働で再生素材の用途開発に取組んでいます。
同社が導入した高充填高速溶融機は、木質等のバイオマス含有比率を50%以上にしても他のプラスチック等と混合させることが可能で、バイオマスプラスチックの製造装置としても適した技術特性を有していることが確認されております。現在、さまざまなバイオマス素材との混合によるバイオマスプラスチックの開発に取組んでおり、生分解性プラスチックや再生プラスチックとの混合材料の製造など大きな可能性を秘めています。