SERVICE事業分野

リサイクル事業(再資源化)

リサイクル(再資源化)

エンビプロ グループは、金属スクラップ、廃棄物等を破砕し、モノの物質特性の違いを利用して鉄、非鉄金属、金銀銅さい(ミックスメタル)、プラスチック等に物理選別するリサイクル事業を半世紀以上に渡って継続してきました。これら技術とノウハウの蓄積により、貴金属が入っていないように見える焼却灰やASRからも高度な選別技術により微細な貴金属を濃縮回収することが可能です。プラスチックについても固形燃料化してサーマルリサイクルするなどして単純焼却や埋立処理量を最小化することで約98%のリサイクル率を達成しています。

提供サービス

金属スクラップ(有価物)の再資源化

金属スクラップは、使用された鉄、非鉄金属が不要となった資源物です。特に鉄くずについては、繰り返し何度も新しい鉄製品として甦えらせることができ、リサイクルの優等生とも呼ばれています。当グループでは、工場や工事現場などの事業系金属スクラップの撤去・搬出・回収、それに伴う解体工事からリサイクルまで一貫したサービスの対応が可能で、技術のみならず顧客ニーズにお応えする幅広いサービスで資源化に取り組んでおり、一般家庭からの少量の持ち込み、回収運搬にも対応しています。
また、金属スクラップは、廃棄物とは異なり、一般的に有価物取引となりトレーサビリティは求められませんが、お客様の資産処理と言う社会的責任を負っていることから処理の透明化に努めており安心・安全のサービス提供に努めています。

焼却灰からの貴金属回収

廃自動車や廃家電などのいわゆる「都市鉱山」からの金属回収は、小型家電リサイクル法の施行などにより認知されつつある一方、多くの金属が含まれている都市ごみ焼却灰は、一部はセメント原料等として資源化しているものの、全ては資源化されず埋立処分されてしまいます。
当グループでは長年の研究と実績により、一般廃棄物処理施設から排出される焼却灰から貴金属を回収する技術を確立し、2019年5月に特許を取得しました。この技術の活用により、廃棄物・貴金属の資源化率の向上だけでなく、焼却灰の埋立処分量の削減にも貢献しています。
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“雑品”の再資源化

いわゆる雑品と呼ばれるスクラップは、プラスチックと金属の複合物で有価価値が低く、解体が困難で人件費の安い国で手解体する方法でしか採算が取れないスクラップであり、処理困難物として国内のスクラップ業者からは受入を拒否され、都合よく中国へ輸出されておりました。しかし、国内でのバーゼル法改正や、直近での中国の環境政策の転換により、中国への輸出が困難となったことから処理できない雑品スクラップが国内に滞留するという問題が浮上してきました。当グループでは、破砕・選別技術の高度化で得たノウハウと設備を活用し雑品スクラップの再資源化にも取り組んでおり、過去に蓄積してきた技術がここでも活かされています。

固形燃料(RPF)の製造

RPFとは、Refuse Paper&Plastic Fuelの略称で、廃プラスチック類を主原料とした高品位の固形燃料です。マテリアルリサイクルが困難な廃プラスチック類や紙類を少し溶かし、圧縮固形化することによって、エネルギー燃料に生まれ変わります。品質が安定し、熱量のコントロールが可能、高カロリーで、ハンドリング性が良いなどの特徴がありコークスなどの化石燃料の代替燃料として、製紙業界・鉄鋼業界で多く使われています。
当グループでは、良質なRPF固形燃料を製造するための受入検査を徹底、原料の選別・配合においては熟練したノウハウにより、高品質な固形燃料生産を実現しています。

処理困難物の対応

廃棄物の中には、PCBやアスベスト(石綿)など有害と指定された特別管理産業廃棄物があり、排出事業者からは、適正なコストで不適正処理リスクを管理しながら処理を行いたいというニーズがあります。特別管理産業廃棄物は、有害であるがゆえに処理に伴うリスクがあり、一般的に処理コストが高くなります。そこで、当グループでは、同業他社と提携し、これら有害廃棄物の全国処理ネットワークを構築しています。全国各拠点から排出されるPCBやアスベスト等の適正処理が可能な各地の適正処理業者を紹介するサービスを提供し、その処理が終了するまで安心安全の一元管理を支援することで、排出事業者のニーズにお応えしています。

金属系産業廃棄物の再資源化

小型家電、業務用冷蔵機器、OA機器などの金属複合廃棄物には、鉄や非鉄金属、貴金属が含まれていますが、当グループでは、大型シュレッダーによる破砕、磁力、粒度、風力、乾式比重、湿式比重、色、X線選別などを用いて、物質特性に応じた高度な選別を行っています。これら高度選別技術により鉄や非鉄(銅、ステンレス、アルミ等)をより高品位で選別するとともに、金銀銅滓に含まれる金、銀、プラチナなどの濃縮を行い効率的な貴金属回収まで実現しています。
また、金属系産業廃棄物には、情報を含む情報機器が多く含まれますが、全て破砕処理されるため情報漏洩リスクが低減され、安心安全なリサイクルとなっています。

リチウムイオン電池のリサイクル

ニッケルやコバルトなどのレアメタル(希少金属)はハイテク産業や電子工業において不可欠な金属素材であるため、「産業のビタミン」と呼ばれています。しかし、産業の拡大によってレアメタルの需要も拡大しており、原料の枯渇が懸念されています。(株)VOLTA は特にリチウムイオン電池の原料に着目し、リチウムイオン電池に含まれるレアメタル(コバルト、ニッケル、リチウム)のリサイクルを行っています。リチウムイオン電池はスマートフォンなどの家電製品や電気自動車などに広く搭載されており、今後のさらなる需要の拡大が予想されています。同社は回収したレアメタルをバッテリーメーカーに再供給し、資源循環を確立させることで、持続可能な社会の実現に貢献します。
2018 年度、同社は安全な放電や迅速なリサイクルプロセスを可能にするため大規模な投資を行うとともに、近隣住宅や周辺環境の安全のため、独自の排ガス処理システムを導入した工場を建設しました。今後もさらなる技術革新により、リチウムイオン電池の再資源化の促進および回収率の向上に努めます。